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介護対象家族の入院と介護休業の終了

介護休業を申し出た人が、対象家族の入院によって介護をする必要がなくなることがありますが、このような場合、介護休業は終了しません

これに関しては、育介通達によると、対象家族が特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などへ入院や入所したとしても、その入院・入所が一時的になる場合もあるので、当然終了事由とはならないということです。[育介通達第3の15(2)ハ]また同じように、たとえ対象家族が要介護状態から脱したとしても、再び対象家族が要介護状態となることが当然考えられること、不安定な状態に社員・労働者や事業主が影響されることは好ましくないとのことから、これも介護休業終了の事由にはされていません。[育介通達第3の15(2)二]

対象家族の入院などにより介護休業は終了はしませんが、一時的に介護の必要がなくなった期間について、事業主と社員・労働者本人が話し合いのもとに仕事に就労することは、妨げられません。この場合、両者の合意で終了を決めたものでなければ、一時的中断とみなし、何かの場合には当初の介護休業期間の範囲内で再度、介護休業をとることが認められます。[育介通達第3の15(2)ホ]

育介通達第3の15(2)ハ
ハ 対象家族が特別養護老人ホーム、介護老人保健施設等へ入院・入所した場合についても、その入院・入所が一時的となる場合もあるため、ロで述べたと同様の理由で、当然終了事由にはしなかったものであること。

育介通達第3の15(2)二
ニ 他の者が労働者に代わって対象家族を介護することとなった場合についても、上記ロ及びハと同様、労働者にとっても確定的に介護をする必要性がなくなったとは限らないこと、使用者にとっても不確定要素に影響されるおそれがあることから、当然終了事由にはしなかったものであること。

育介通達第3の15(2)ホ
ホ イからニまでの場合を含め、介護休業期間中の労働者が一時的に介護をする必要がなくなった期間について、話合いの上、その事業主の下で就労することは妨げないものであること。この場合、当該労使で介護休業を終了させる特段の合意をした場合を除き、一旦職場に復帰することをもって当然に介護休業が終了するものではなく、一時的中断とみることが適当であって、当初の介護休業期間の範囲内で再び介護休業を再開することができるものであること。

 

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